山しかない田舎暮らし

山しかない田舎の暮らしをありのままに・・・

田舎に引っ越す前に要チェック

コロナ渦で田舎に移住される方も増えています。

人口が減少する一方の地方にとっては、非常にありがたいことですが移住した先で「こんなハズではなかった」という話もあるようです。

「こんなハズではなかった」を減らすためにも、移住される方は以下のことも注意してから移住先を決めていただければと思います。

※あくまでも個人的な意見です。

 

  • 雪を捨てる場所

降雪量を気にして移住される方は多くいらっしゃいますが、雪の捨てる場所まで気にしている方は少ないと感じます。移住するなら静かなところが良いということで、大きな道路から離れた場所に住居を構えたくなります。

大きな道路から離れると除雪車が入らなかったり、融雪溝や消雪設備がなく雪が捨てる場所が無いこともあります。

住居を購入する前に地域の方に確認することをおススメします。

 

 

  • 雪囲い

降雪量が多い地域では家を雪から守るために家の周りを木材やトタンで囲います。

家の周りを囲うので材料が多く必要です。

中古物件を購入する場合は雪囲いの材料をいただけることもありますので交渉してみてください。

雪囲いの材料を自分で購入したい方は、雪囲いの材料費も準備する必要があります。

 

 

  • 下水道が完備されているか

山は下水道が完備されていない場合があります。簡易浄化槽がありますが法改正により個人で簡易浄化槽を設置することが出来なくなりました。

(私の自宅は法改正前に簡易浄化槽を設置したので問題なしです。)

下水道がない地域では合併浄化層を設置することになりますが人口が減少する地域に合併浄化槽を設置することは少ないと思います。

結果として汲み取り式のトイレを使用することになりますが、汲み取り式のトイレは衛生面や匂いの問題もあるので抵抗がある方もいます。

下水道の確認をした方が良いと思います。

 

 

  • 土地の境界線

土地の境界線が曖昧なことがあります。私の家では漬物石より少し大きい石が境界線の目印になっています。

動かせるもので境界線を決めているので、少しずつ動かされても気付きにくいです。

実際、そのように土地を広げた方もいるようです。

最終的に登記と確認し測量し、裁判になったようです。

土地を購入される方は、注意してください。

 

 

以上が身近にあった困った事です。

田舎とはいえ土地や建物の値段は安くありません。地域の方とコミュニケーションをとり、情報収集してから購入していただければ失敗も少なくなると思います。