山しかない田舎暮らし

山しかない田舎の暮らしをありのままに・・・

山菜採りは過酷です

山菜シーズンが到来するよ、というお話をさせていただきましたが

山菜採りって本当に過酷です。

と言っても山に暮らす人にしてみれば日常的なことであり過酷とは感じず、むしろ楽しみにしている人が多いはずです。

私も山菜採りを過酷と感じたことは無かったのですが、妻を山菜採りに連れて行った時に妻が「本当に辛かった。」と言っておりました。

妻がいう山菜採りが辛い理由は、以下のとおり

 

・登山道ではない沢や藪を歩く

 登山と違い、沢を歩いたり藪を掻き分けて歩いたりというように、道なき道を進んで山菜を採ります。子供の頃から藪を掻き分けて遊んでいる山人には当たり前のことでも、辛いと感じたようです。

 

・目的が明確ではないので心が折れる

 登山は「山頂は目指す。」という目標があるので目標に向かって足が出るけど、山菜採りは目標が漠然としていても終わりが見えないので辛いらしいです。

 

・後半につれ、荷物が重くなる

 登山は荷物重量が往路でほぼ変わりない(若干、復路が軽くなる)けど、山菜採りは帰りの方が荷物が重くなるので足の負担を考えて歩くのがしんどいようです。

 

・そもそも山菜がそこまで好きじゃない

 山菜がそこまで好きじゃないのに辛い思いをするのは嫌になります。山暮らしの方は山菜が好きということと山菜が生活の一部であるという理由で山菜採りをします。自分で食べるのはもちろんですが山菜を親戚、友人に贈ることもあり、また販売を目的に採っている方もいます。山菜採りに対するモチベーションが高い傾向にあると思います。

 

そりゃ辛いと感じますよね。道路の脇や里山トレッキングでも山菜は採れます。ただ、誰かに贈るためや食べ応えのあるものを採ろうとすると奥山に入る必要があります。山人から山菜採りに誘われても安易に同行することは危険です。もし同行する場合は工程や服装をよく確認してから同行することをお勧めします。

 

また、服装については登山やトレッキングとは別のものになるので、改めて投稿したいと思います。